受注工事登録

【受注工事情報を登録する】

工事を受注した際、受注工事情報を登録します。

システムメニューより〔原価情報〕の原価情報グループの〔受注工事登録〕を起動します。

①[ヘッダ]を入力します。

<入力項目>

1.工事コードを入力します。必須項目です。
 自動採番を利用する場合、工事コードは入力しません。
 (自動採番の設定は、〔原価情報登録〕で設定します。)
 自動採番を利用しない場合、工事コードを入力します。
 (紙ベースの台帳等にて工事コードの空きコード管理をします。)
 工事枝コードは、「000」で初期表示されます。
 工事枝コードは、「000」を本体工事、「001」以降を本体工事に関連する付帯(追加)工事として管理します。
 本体工事「000」に紐付けて管理する場合は、工事コードをそのままに工事枝コードを「001」番以降で入力します。

2.受注年月日を入力します。
 自動採番を利用する場合、未入力で次の項目に移動したとき、システム日付が自動展開されます。

3.工事略称を入力します。必須項目です。
 入力した文字は、半角カナに変換され、カナ略称に自動展開します。
 入力した文字は、工事正式名称が未入力の場合のみ、工事正式名称に自動展開します。
 工事略称は、社内管理用の帳票に利用します。

4.完成計上区分を選択します。
 売上(完成工事高)の計上方法を選択します。
 〔財務情報システム〕の〔完成振替〕〔進行基準完成振替〕を利用する場合、売上伝票を自動計上する
 際の処理条件に使用します。

②[基本情報]を入力します。

<入力項目>

5.工事正式名称を入力します。工事略称が自動展開されますので、必要に応じて内容を変更してください。
 入力した文字は、工事略称が未入力の場合のみ、半角カナに変換され、カナ略称に自動展開します。
 入力した文字は、工事略称が未入力の場合のみ、工事略称に自動展開します。

6.工事担当部門の部門コードを入力します。
 部門コードを入力後、部門略称が表示されます。
 〔財務情報システム〕の〔完成振替〕〔進行基準完成振替〕を利用する場合、売上伝票を自動計上する
 際の会計仕訳の伝票部門に使用しますので、必須項目です。

7.工事担当者の社員コードを入力します。
 社員コードを入力後、社員名称が表示されます。
 代表の工事担当者(現場代理人等)を入力します。
 〔システム設定〕〔原価情報登録〕の工事担当者入力方法に「複数担当者」を設定している場合は表示項目
 となり入力できません。その場合は、工事担当者情報タブで入力します。
 詳しくは【工事担当者情報タブを入力する】を参照ください。

8.営業担当部門の部門コードを入力します。
 部門コードを入力後、部門略称が表示されます。

9.営業担当者の社員コードを入力します。
 社員コードを入力後、社員名称が表示されます。

10.契約書の工期を入力します。
〔工事経歴書〕〔労災保険管理〕で利用します。
 〔システム設定〕〔原価情報登録〕の契約工期入力方法に「請負履歴欄」を設定している場合は表示項目
 となり入力できません。その場合は、請負履歴タブで入力します。
 詳しくは【請負履歴タブを入力する】を参照ください。

11.社内工期を入力します。
 社内工期の終了日は、月次決算、四半期決算を行う場合、〔完成振替〕〔進行基準完成振替〕の制御に使用
 するため、必須項目です。

12.受注形態を選択します。
 工事の受注形態(単独、JV等)を表します。
 〔JV情報システム〕を利用する場合、必須項目です。

13.受注区分を選択します。
〔工事経歴書〕で使用します。

14.土建区分を選択します。
 建築工事、土木工事以外の場合は、「その他」を選択します。

③[請負情報」を入力します。

<入力項目>

15.請負金額を総額で入力します。
 消費税区分が「内税」の場合は、税込金額を入力します。
 消費税区分が「外税」の場合は、税抜金額を入力します。
 入力後、消費税額を自動計算します。
 〔システム設定〕〔原価情報登録〕の請負金額取得方法を「請負履歴欄より集計」に設定している場合は、
 入力できません。請負履歴欄の請負金額を入力します。詳しくは【請負履歴タブを入力する】を参照ください。

16.課税区分は、必要に応じて変更します。
 (税制改正等で経過措置が適用されている場合等、変更が必要です。)
 変更後、消費税を自動計算します。

17.消費税額は、必要に応じて変更します。
 契約書に記載されている消費税額と異なる場合、変更します。
 〔システム設定〕〔原価情報登録〕の請負金額取得方法を「請負履歴欄より集計」に設定している場合は、
 入力できません。請負履歴欄の消費税金額を入力します。
 詳しくは【請負履歴タブを入力する】を参照ください。

18.見積作成時の原価を工事原価に入力します。

19.共通経費を入力します。
 新規登録の際、〔システム設定〕〔原価情報登録〕の共通経費の入力方法を「率入力」に設定している
 場合は、「共通経費内訳」が自動設定されます。
 〔システム設定〕〔原価情報登録〕の共通経費の入力方法を「金額入力」に設定している場合は、金額
 に入力します。
 〔システム設定〕〔原価情報登録〕の共通経費の入力機能を「実行予算登録」に設定している場合は、
 表示されません。

④[請求情報]を入力します。

<入力項目>

20.施主の取引先コードを入力します。
 取引先コードを入力後、取引先略称が表示されます。

21.発注元(得意先)の取引先コードを入力します。
 取引先コードを入力後、取引先略称が表示されます。
 下請工事の場合は、施主と発注元(得意先)は異なる取引先コードを入力します。
 請求入金予定情報を管理する場合は、【請求情報タブを入力する】を参照ください。

⑤[労災情報]を入力します。

詳しくは【労災情報タブを入力する】を参照ください。

⑥保存します。

[ツールバー]

<入力項目>

22.ツールバーの保存ボタンをクリックします。

保存完了です。

自動採番した工事コードで保存しようとした場合、他の担当者に同じ工事コードで先に保存されたとき、保存前に

工事コードが再採番され、別の工事コードで保存されますので、本通知メッセージは、必ず確認してください。