進行基準工事の進捗率を関連工事で集約した原価を使用する

【進行基準工事の進捗率を関連工事で集約した原価を使用する】

〔受注工事登録〕の完成計上区分が「進行基準」の工事の〔進行基準完成振替〕において、〔システム設定〕

〔財務情報登録〕その他設定情報タブの進行基準工事集約が「集約する」場合、関連する工事全体を集約した原価

から進捗率を算出し、その進捗率をもとに完成工事高を計上します。

集約方法については、〔原価情報登録〕の工事集約登録、および〔工事集約登録〕に従って工事を集約します。

<注意事項>
 完成工事原価・完成工事高は、工事コード、工事枝コード毎に計上します。

【工事進行中】

今回計上額 = 請負金額 × (今回迄完成工事原価[関連する工事の合計] ÷ 進行基準見積原価[関連する工事の合計])- 前回迄完成工事高

【完成時】

今回計上額 = 請負金額 - 前回迄完成工事高

以下に〔進行基準完成振替〕における、完成工事高の計上例を記載します。

<前提条件>

〔原価情報登録〕で工事集約登録の本体工事入力「する」を選択し、「未登録時は本体工事に集計する」
 にチェックを付けている場合
〔工事集約登録〕に登録している工事コードに集約した進捗率を適用します。
 工事枝コードの00001-001、00001-002、00002-001も集約対象になります。

〔工事集約登録〕に登録していない工事は、本体工事に集約した進捗率を適用します。

〔原価情報登録〕で工事集約登録の本体工事入力「する」を選択し、「未登録時は本体工事に集計する」
 にチェックを付けていない場合
〔工事集約登録〕に登録している工事コードに集約した進捗率を適用します。
 工事枝コードの00001-001、00001-002、00002-001も集約対象になります。

〔工事集約登録〕に登録していない工事は、工事コード、工事枝コード毎の進捗率を適用します。

〔原価情報登録〕で工事集約登録の本体工事入力「しない」を選択している場合
〔工事集約登録〕に登録している工事コードに集約した進捗率を適用します。
 00001-001、00001-002、00002-001は、〔工事集約登録〕に登録していないため、集約対象外となります。

〔工事集約登録〕に登録していない工事は、工事コード、工事枝コード毎の進捗率を適用します。