科目情報を登録します。
システムメニューより〔共通情報〕の共通情報グループの〔科目登録〕を起動します。
1.貸借対照表科目には、貸借対照表に出力する科目を登録します。
損益計算書科目には、損益計算書に出力する科目を登録します。
精算勘定科目には、貸借対照表、損益計算表、試算表に出力しない科目を登録します。諸口勘定、損益勘定
などを登録します。
<入力項目>
2.科目コードを入力します。必須項目です。
貸借対照表や損益計算書には、科目コード順に出力されます。後で科目を追加できるように科目コードは、
間隔をあけて入力します。
3.科目の内訳を設定する場合、内訳コードを入力します。必須項目です。
内訳を設定しない場合は「0000」を入力します。
内訳を設定する場合、「0000」の内訳を見出しとし、「9999」を合計として入力する必要があります。
4.科目名称を入力します。必須項目です。
入力した文字は、半角カナに変換され、科目カナ名称に自動展開されます。
5.内訳を設定する場合、内訳の名称を入力します。
6.集計先の科目コード、内訳コードを入力します。
科目の金額を、別の科目に合計する場合、合計先の科目コードと内訳コードを入力します。
集計科目に設定できるのは、REC区分「集計6~9」となっている科目です。
<入力項目>
7.科目の貸借区分を選択します。必須項目です。
8.科目の種類を選択します。必須項目です。
「見出1~4」帳票出力時、見出しとして出力されます。金額は出力されません。
例)資産の部、流動資産、販売費及び一般管理費
「明細」伝票入力時、金額を入力したり、元帳で金額を確認できます。
例)現金、未成工事受入金、従業員給与
「集計6~9」 集計先に指定されることで、計算され、表示されます。入力はできません。
例)流動資産合計、資産合計、売上総利益、当期純利益
※見出や集計の数字は、見出・集計の分類として使用します。
数字により、表示や計算は変わりません。
9.繰越利益剰余金、当期利益の計算区分を設定します。
「+」「ー」に設定された科目の金額を加算、減算し、繰越利益剰余金、当期利益の計算区分「=」にて
計算結果を出力します。
10.現金、預金のタイプを設定します。必須項目です。
現金科目の場合は「現金」、預金科目の場合は「預金」、それ以外は「その他」を選択します。
「現金」に設定した科目は〔現金出納帳〕、「預金」に設定した科目は〔預金出納帳〕に出力されます。
11.消費税科目を設定します。必須項目です。
仮受消費税を発生させる課税売上の科目は「売上」、仮払消費税を発生させる課税仕入の科目は「仕入」を
選択します。消費税が発生しない科目は「対象外」を選択します。
「対象外」を設定した科目は、伝票入力時に消費税額を入力できません。
12.科目の消費税区分、課税区分の初期値を設定します。必須項目です。
13.工事コードの必要区分を設定します。工事別に管理する必要のある科目の場合、「必要」を選択します。
「必要」を選択した科目は、伝票入力時に工事コードが必須入力となります。
14.費目の必要区分を設定します。費目別に管理する必要のある科目の場合、「必要」を選択します。
「必要」を選択した科目は、伝票入力時に費目コードが必須入力となります。
未成工事支出金の科目は、必ず「必要」を設定します。
15.資金繰コードの必要区分を設定します。資金繰を管理する必要がある科目の場合、「必要」を選択します。
「必要」を選択した科目は、伝票入力時に資金繰コードが必須入力となります。
資金繰コードは伝票入力で科目コードと一緒に入力し、〔資金繰実績表〕を出力するために利用します。
16.支払いで安全協力会費を控除する科目の場合、「必要」を選択します。
支払伝票で科目と費目が入力されている場合、費目情報の必要区分が優先されます。
17.その他率控除1~5の必要区分を設定します。支払いで控除するその他率控除は「必要」を選択します。
支払伝票で科目と費目が入力されている場合、費目情報の必要区分が優先されます。
その他率控除1~5は、〔支払情報登録〕で設定します。
<入力項目>
18.科目の印刷区分を設定します。
帳票に出力する科目は「必要」を設定します。出力しない科目は「不要」を設定します。
〔貸借対照表〕は印刷BSで設定します。〔損益計算書〕は印刷PLで設定します。
〔合計残高試算表〕は印刷TBで設定します。
19.決算振替区分を選択します。
〔決算確定〕時に損益振替仕訳の対象とするPL科目には「売上」「仕入」を設定します。
〔財務情報登録〕の決算振替仕訳が「作成する」に設定されている場合に作成されます。
20.〔キャッシュフローオプション〕を導入している場合、キャッシュフロー科目と計算方法を設定します。
科目が仕訳されている借方、貸方によって、集計するキャッシュフロー科目と計算方法を選択します。
〔キャッシュフロー科目登録〕で登録したキャッシュフロー科目を選択します
21.印字位置を設定します。
〔貸借対照表〕〔損益計算書〕〔合計残高試算表〕で利用されます。
設定した数値の数だけ右側に寄せて科目を出力します。
<入力項目>
22.付替先の科目を設定します。
精算勘定科目は通常、決算時点では残高を0にしますが、残高がある場合、その残高をどの科目の金額
として扱うかを設定します。精算科目は貸借対照表、損益計算書には含まれませんので、付替科目に設
定しない場合、繰越利益剰余金、当期利益が正しく計算されません。
[ツールバー]
<入力項目>
23.ツールバーの保存ボタンをクリックします。
保存完了です。
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