完成工事の損益計上の会計仕訳を自動作成するために、受注工事の完成区分を「計上」に変更します。
完成区分を「計上」に変更した工事が〔完成振替〕および〔進行基準完成振替〕の処理対象になります。
システムメニューより〔財務情報〕の決算グループの〔完成工事入力〕を起動します。
<検索項目>
1.完成区分を選択します。
〔受注工事登録〕で登録した完成区分を指定します。
※工事が完成した時点で施工部門にて完成区分を「完成」に変更する運用の場合は、「完成」を選択します。
施工部門での完成区分の変更漏れを含めて確認しながら処理する場合は、合わせて「未成」を選択します。
2.完成日を入力します。
〔受注工事登録〕で登録した社内工期(終了)を指定します。
※〔完成振替〕を「月次」「四半期」単位で処理する場合は、該当する社内工期(終了)を範囲指定します。
3.工事の取消区分を選択します。
〔受注工事登録〕で取消状態の工事を処理に含めるかを選択します。
4.工事担当部門の部門コードを入力します。
〔受注工事登録〕で登録した工事担当部門を指定します。
5.工事担当者の社員コードを入力します。
〔受注工事登録〕で登録した工事担当者を指定します。
6.工事コードを入力します。
〔受注工事登録〕で登録した工事コードを指定します。
※工事コードをひとつだけ指定して出力する場合は①②③④⑤条件入力は不要です。
7.検索ボタンをクリックします。
検索条件に該当する受注工事情報が工事明細に表示されます。
<工事明細>
8.一括変更する完成区分を選択します。
画面上の表示された工事明細の完成区分を一括変更する場合は、変更する完成区分を選択します。
9.一括変更ボタンをクリックします。
⑧で選択した完成区分に一括変更します。
工事明細の完成区分が一括で「計上」に変更されます。
<工事明細>
10.工事明細の中に「計上」にしない工事が含まれている場合は、個別に「未成」もしくは「完成」に変更します。
11.一括変更する社内工期(終了)を入力します。
画面上の表示された工事明細の社内工期(終了)を一括変更する場合、変更する日付を入力します。
12.一括変更ボタンをクリックします。
工事明細の社内工期(終了)が一括で入力した日付に変更されます。
<工事明細>
13.工事明細の社内工期(開始)は、必要に応じて変更します。
14.工事明細の社内工期(終了)は、必要に応じて変更します。
[ツールバー]
<入力項目>
15.ツールバーの保存ボタンをクリックします。
保存完了です。
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