連携するファイルの項目設定をする場合、〔他社会計連携設定〕を使用します。
システムメニューより〔補助メニュー〕の他社会計連携グループの〔他社会計連携設定〕を起動します。
<入力項目>
1.出力パターンコードを入力します。必須項目です。
2.出力パターン名称を入力します。必須項目です。
3.参照する出力パターンコードを入力します。
作成済の出力パターンをもとに新しい出力パターンを作成する場合に使用します。
4.出力方法を選択します。
出力するファイルの仕訳の様式を選択します。
選択した出力方法に対応した選択項目一覧が表示されます。
(仕訳例ー振替伝票入力)
・貸借2行形式
借方と貸方をそれぞれ別行で出力します。
・貸借1行形式
伝票区分・伝票番号・行番号が同じ貸借を1行で出力します。
1伝票内で同じ情報(伝票番号や伝票日付)のみ共有し、それ以外は貸借別々の列で出力します。
情報が存在しない貸借の項目は空白になります。
※2行目の借方はないので借方欄は空白
・貸借1行形式(諸口形式)
伝票区分・伝票番号・行番号が同じ貸借を1行で出力しますが、貸借別々の列で出力するのは
科目に関する情報のみになります。
そのため、借方と貸方の情報が一致しない場合、借方と貸方を別行に分解して出力します。
この場合の相手科目は諸口科目になります。
※複合仕訳のため、貸借の金額が一致しないので、仕訳を分解。
相手科目には諸口科目(3999)を出力。
貸借の一致条件について
伝票区分・伝票番号・行番号が同じ貸借が以下の条件すべてに合致する場合、仕訳分解せず
同一行として出力します。
・税込金額が同じ
・取引先が同じ
・工事が同じ
ただし、どちらか一方でも空白の場合は一致とする
・部門が同じ
ただし、BS科目は空白とみなし、どちらか一方でも空白の場合は一致とする
・消費税区分がどちらか一方でも課税対象外
ただし、PL科目は課税対象とみなす。
5.仕訳が分解された場合に設定する、諸口科目のコードを入力します。
出力方法で、貸借1行形式(諸口形式)を選択した場合のみ入力できます。
6.出力する伝票データの絞り込み条件を設定します。
他社会計連携設定(出力条件)画面が表示されます。
詳細は【出力データの絞り込み条件を設定する】を参照ください。
7.コードなどの変換内容を登録します。
変換設定画面が表示されます。
詳細は【コードの変換表を作成する】を参照ください。
8.出力項目名の列に、Excelでコピーした範囲を貼付けします。
出力項目名の列にコピーする範囲を指定しコピーします。
出力項目名の貼付開始行を選択し、出力項目名貼付ボタンを押します。
※横1列×複数行をコピーした場合は、出力項目名の欄に各行の内容が貼り付けされます。
縦1行×複数列をコピーした場合は、出力項目名の欄に各列の内容が貼り付けされます。
複数列×複数行をコピーして貼り付けはできません。
<入力項目>
9.出力ファイルの列見出しとなる名称を入力します。 必須項目です。
10.出力したい項目を選択します。 必須項目です。
出力項目名の列に出力したい項目を、選択項目一覧から選択し、ドラッグドロップします。
選択した項目名が表示されます。
選択項目一覧の項目は緑色になります。
11.固定の値を出力する場合、その値を入力します。
伝票の項目ではなく、固定の値を出力する場合、選択項目一覧から「(固定値)」を選択します。
列を作るだけで、何も値を出力しない場合は、固定値に入力する必要はありません。
12.選択した項目の一部を切り取って出力する場合、開始位置を入力します。
先頭の場合は「1」を入力します。
13.選択した項目の一部を切り取って出力する場合、開始位置からの長さを入力します。
また、伝票番号を出力する際に、ガリバーの伝票番号ではなく、出力ファイル内で自動採番して
出力する場合、選択項目一覧から「(採番)」を選択し、伝票番号の桁数を入力します。
自動採番の設定は、【番号の自動採番を設定する】を参照ください。
14.日付の項目を出力する場合、その形式を選択します。
ガリバーの日付は、西暦8桁(yyyymmdd)の形式で設定されていますので、それ以外の形式で
出力する場合、選択してください。
15.コードの変換を行う場合、使用する変換登録の内容を選択します。
複数の項目を組み合わせて変換する場合は、選択項目一覧から「(複数変換)」を選択し、使用
する変換登録の内容を選択します。
また、出力ファイルの中で、同じ伝票番号内で先頭行や最終行のデータなどの識別情報を出力す
る場合、選択項目一覧から「(伝票識別)」を選択し、伝票識別用の変換登録の内容を選択します。
変換登録をする場合は、変換設定ボタンを押して、変換設定画面で登録します。
詳細は【コードの変換表を作成する】を参照ください。
16.複数の項目を連結して出力する場合や、数値の項目を用いて計算した結果を出力する場合、
選択項目一覧から「(連結・計算)」を選択し、条件項目のボタンを押します。
詳細は【連結・計算した結果を出力する】を参照ください。
また、条件により出力する項目を設定する場合は、選択項目一覧から「(条件項目)」を
選択し、条件項目のボタンを押します。
詳細は【条件分岐して出力する】を参照ください。
[ツールバー]
<入力項目>
17.ツールバーの保存ボタンをクリックします。
保存完了です。
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