〔算定基礎届修正〕では、〔算定基礎届計算〕で作成された算定基礎届の情報を修正します。
現物支給があった場合の修正平均額の計算や、年間報酬の平均で算定する場合に入力します。
〔算定基礎届修正〕で修正した算定基礎届の情報は、〔算定基礎届計算〕を再実行した場合、削除されます。
システムメニューより〔給与情報〕の社会保険グループの〔算定基礎届修正〕を起動します。
<入力項目>
1.社員コードを入力します。必須項目です。
<入力項目>
2.種別を下記より選択します。必須項目です。
「1 坑内員以外の男子」
「2 女子」
「3 坑内員」
「5 厚生年金基金の加入員で坑内員以外の男子」
「6 厚生年金基金の加入員で女子」
「7 厚生年金基金の加入員で坑内員」
3.従前の改定月を入力します。
〔算定基礎届計算〕直後では、〔給与マスタ登録〕の「社会保険改定年月」が設定されています。
4.算定基礎月の報酬支払基礎日数を入力します。
月給者、日給月給者で欠勤がない場合、算定基礎月の給与を計算する基礎となった勤怠月の暦日数を入力します。
例)当月末日締 翌月10日支払の場合、4月分の給与は5月10日に支払います。
→算定対象月の5月の支払基礎日数は、4月1日~4月30日の暦日数30日です。
例)当月20日締 翌月5日支払の場合、5月分の給与は6月5日に支払います。
→6月の支払基礎日数は5月21日~6月20日の暦日数31日です。
月給者、日給月給者で欠勤がある場合、月間所定労働日数より欠勤日数を差し引いた日数を入力します。
日給者、時給者の場合、労働日数を入力します。
5.金額(通貨)によるものの額を入力します。
〔算定基礎届計算〕で作成された情報は、月割された通勤手当が加算されています。
6.現物支給があった場合、現物支給された物の対価を入力します。
7.等級改定年月を入力します。通常は、処理年度の9月になります。
8.修正平均額を入力します。
〔算定基礎届計算〕で作成された情報は、「9.遡及支払額」がある場合、自動計算されています。
修正平均額を変更する場合、右下の「修正平均額を自動計算する」のチェックを外します。
9.遡及支払があった場合、昇級差額を入力します。
〔算定基礎届計算〕で作成された情報は、〔社会保険資料設定〕で遡及支給ありの設定の場合、〔変動項目
登録〕で入力した昇給差額が更新されています。
10.昇(降)給差の月額を入力します。
〔算定基礎届計算〕で作成された情報は、〔社会保険資料設定〕で遡及支給ありの設定の場合、〔変動項目
登録〕で入力した昇給差額を、〔社会保険資料設定〕の昇(降)給支給月と昇(降)給実施月の月数の差で
月割した金額が更新されています。
昇(降)給差の月額を変更する場合、右下の「昇(降)給差の月額を自動計算する」のチェックを外します。
11.昇(降)給支給月を入力します。昇給/降給を実施した給与の明細年月を入力します。
〔算定基礎届計算〕で作成された情報は、〔社会保険資料設定〕で遡及支給なしの設定の場合、〔社会保険
資料設定〕の昇(降)給実施月で入力した明細月が更新されています。
〔社会保険資料設定〕で遡及支給ありの設定の場合、〔社会保険資料設定〕の昇(降)給支給月で入力した
明細月が更新されています。
12.備考を入力します。
・途中入社で1ヶ月分の給与が支給されていない月がある場合、資格取得日を入力します。
・休職されている場合は、その期間を入力します。
・算定期間内に被保険者区分に変更があった場合、変更月と変更になった被保険者区分を入力します。
13.従前の標準報酬月額を変更する場合、右下の「従前の標準報酬月額を自動計算する」のチェックを外します。
14.決定後の標準報酬月額を変更する場合、右下の「決定後の標準報酬月額を自動計算する」のチェックを外します。
15.70歳以上被用者の場合、チェックします。
算定期間中に70歳以上被用者になった場合、70歳以上被用者分の算定基礎月を入力します。
16.同時に複数の適用事業所に勤務している場合、チェックします。
17.途中入社で1ヶ月分の給与が支給されていない月がある場合、チェックします。
備考に資格取得日を入力します。
18.病休・育休・休職に該当する場合、チェックします。
備考にその期間を入力します。
19.年間平均での算定を申し立てする場合、チェックします。
20.印刷区分を選択します。必須項目です。
「不要」を選択した場合、算定基礎届は出力されません。
21.昇(降)給実施月を入力します。必須項目です。
〔算定基礎届計算〕で作成された情報は、〔社会保険資料設定〕の昇(降)給実施月が更新されています。
22.7月・8月・9月改定の月額変更に該当する場合は、その改定予定月を入力します。
23.被保険者区分を選択します。
24.健康保険組合に加入しており、算定基礎届に固有項目を出力する場合、組合情報項目入力ボタンをクリック
し、組合情報項目入力画面を起動します。
25.組合固有項目1を入力します。
26.厚生年金基金に加入しており、算定基礎届に固有項目を出力する場合、基金情報項目入力ボタンをクリック
し、基金情報項目入力画面を起動します。
27.加入適用の有無のコードを入力します。
28.加算給与月額を入力します。
29.第2加算給与月額を入力します。
30.標準給与月額を入力します。
31.第2標準給与月額を入力します。
32.必要に応じて、基金固有項目を入力します。
[ツールバー]
<入力項目>
33.ツールバーの保存ボタンをクリックします。
保存完了
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