資料せんについて

【資料せん作成の流れ】

〔資料せんExcel出力(財務)〕および〔資料せんExcel出力(支払)〕にデータを出力するための手順を解説します。

資料せんを作成するための手順は以下の通りです。

1.定時支払処理の結果から資料せんを作成する場合は、〔支払情報システム〕の支払管理フォルダの〔資料せんExcel出力(支払)〕を使用します。
 詳しくは【定時支払データを基に資料せんを作成する】を参照ください。

2.会計仕訳から資料せんを作成する場合は、〔財務情報システム〕の決算フォルダの〔資料せんExcel出力(財務)〕を使用します。
 詳しくは【会計仕訳データを基に資料せんを作成する】を参照ください。

<概要>

1.ガリバーシリーズの資料せんExcel出力は、全国12か所の国税局の資料せんに対応しています。
 (札幌、仙台、関東信越、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、沖縄)
 東京は「簡易様式」、広島は「様式3」に対応しています。

2.提出方法にはCSVとExcelの2種類ありますが、ガリバーシリーズではExcelのみ対応しています。
 各国税局で決められたエクセルレイアウトをテンプレートとして扱い、テンプレートに嵌め込んだ形でExcel出力することができます。

<注意事項>

1.Excelがインストールされていないパソコンでは、資料せんのデータを出力できないためご注意ください。

2.下記の項目は運用上、出力不可項目のためご注意ください。
 1)未決済金額
 2)未決済区分
 3)未決済年月日
 4)国外
 5)屋号
 6)例外出力不可項目
  ・金沢国税局:提出住所・提出氏名
  ・東京国税局(出力シート2):整理番号1、整理番号2、貴社の住所又は所在地、貴社の氏名又は名称
  ・広島国税局様式3:署番号、整理番号、提出名称、提出者住所
  ・高松国税局:提出者住所等、提出者氏名等
  ※例外出力不可項目について、整理番号1と整理番号2および署番号と整理番号についてはお客様によって記載内容が違うため、手入力となっております。
  ※また、提出者の住所・提出者の名称に関連している項目について、東京では別シートへの記載、金沢・広島・高松で最上段の行のみ記入のため、手入力となっております。
  ※〔資料せんExcel出力(財務)〕を選択している場合、取引金融機関情報及び決済方法(現金・手形など)も出力不可となります。
  ※決済方法が手形の場合、取引銀行区分は出力されず、金融機関の名称が出力されます。

3.〔資料せんExcel出力(財務)〕では、出納日(発生日)ベースで取引内容を絞り込むため、出力項目の
 「決済取引区分」は自動的に「2:取引」となります。

4.〔資料せんExcel出力(支払)〕では、支払日(入出金)ベースで取引内容を絞り込むため、出力項目の
 「決済取引区分」は自動的に「1:決済」となります。

5.出力された項目の文字数が制限を超えている場合、また出力結果に不足情報がある場合は、出力された
 Excelファイルを直接手入力で修正していただく必要があります。

6.〔資料せんExcel出力(財務)〕〔資料せんExcel出力(支払)〕では、各出力項目に対するシステム
 出力仕様が異なる部分がありますので、あらかじめ「資料せん出力項目」をご確認ください。