債権・債務の決済を自動で行うには

【債権・債務の決済を自動で行うには】

でんさいデータの期日より決済日の振替仕訳を自動で作成することができます。

①処理手順

〔でんさい債務自動決済〕〔でんさい債権自動決済〕で、決済したい期日を入力します。
期日が実際の決済日と異なる場合(決済日が休日など)、決済日付を変更してください。
〔でんさい管理情報〕のでんさいデータから決済日の振替仕訳を〔財務情報システム〕に作成します。
振替仕訳は、〔財務情報システム〕の〔振替伝票〕で確認できます。

〔でんさい債務自動決済〕の振替仕訳は次のとおりです。

借方は、〔でんさい情報登録〕の電子記録債務科目情報を設定します。
貸方は、でんさいの窓口銀行コードから〔預金銀行情報〕よりでんさい科目情報を取得し仕訳作成します。
決済されたでんさいデータについては、決済日付に〔でんさい債務自動決済〕で設定した日付が設定されます。
例)窓口銀行を当座預金とした場合

借方 貸方
電子記録債務 5000 当座預金 5000

〔でんさい債権自動決済〕の振替仕訳は次のとおりです。

借方は、でんさいの窓口銀行コードから〔預金銀行情報〕よりでんさい科目情報を取得し仕訳作成します。
貸方は、〔でんさい情報登録〕の電子記録債権科目情報を設定します。
決済されたでんさいデータについては、決済日付に〔でんさい債務自動決済〕で設定した日付が設定されます。
例)窓口銀行を当座預金とした場合

借方 貸方
当座預金 5000 電子記録債権 5000

注意事項

1.〔システム設定〕〔財務情報登録〕で消費税計上のタイミングを「伝票入力時」に指定すると、伝票入力時に自動的に消費税が計上されます。
 しかし、〔でんさい債務自動決済〕〔でんさい債権自動決済〕で作成さるデータで、科目が内税に設定されている場合、消費税計上されません。
 その際は、消費税計上処理を行うか、伝票で手入力にて消費税計上する必要があります。

2.〔システム設定〕〔財務情報登録〕でで貸借科目の部門コード未入力メッセージを「表示する」に設定されている場合、全てのデータに部門がセットされます。