工事立替の支払および控除を行う場合

【工事立替の支払および控除を行う場合】

工事立替の支払および控除を行う場合、〔支払伝票入力〕で登録することができます。

①工事立替の支払における三者間取引について

自社がB工業の代わりにA建設から材料を購入した場合、B工業への支払いからA建設から購入した材料の支払い分を控除します。

〔支払伝票入力〕の明細の入力方法

<入力項目>

1.科目には工事立替金科目を入力します。
 ※工事立替金科目として扱う科目コードは、〔システム設定〕〔支払情報登録〕の基本情報タブの控除科目欄で設定します。
  

2.支払金額を入力します。

3.控除条件をクリックし、控除条件入力画面を起動します。
 ※『ガリバー』シリーズでは、工事立替金科目を課税対象外科目として会計仕訳を作成しますが、〔支払情報登録〕の適格請求書タブの支払用消費税科目設定で消費税区分、課税区分を設定すると、課税とみなして入力することがき、支払明細書(適格)に消費税額を通知することができます。
  
  

〔支払伝票入力〕の控除条件の入力方法

<入力項目>

4.控除先に取引先コードを入力します。
 取引先コードを入力後、取引先略称が表示されます。
 控除先の取引先情報より控除日、支払区分、手形率、手形サイト、各控除条件が自動展開されます。
 ※①図の場合は、B工業の取引先コードを入力します。

5.必要に応じて控除日を変更します。

6.必要に応じて支払区分、手形率、手形サイトを変更します。

7.確定ボタンをクリックすると、〔支払伝票入力〕の控除条件の項目に入力内容が反映されます。