設計変更等で以前登録した実行予算に変更が生じた場合、予算作成日付を前回の予算作成日以降の日付に
することで、前回の登録情報を保持したまま変更予算を登録し、予算変更履歴を管理することができます。
※変更予算の管理は変更後の全体の実行予算を管理する仕様となっており、変更分のみの登録はできません。
※2016年5月1日に実行予算を新規登録。その後、2016年6月1日に金額等の変更が発生した場合を想定。
<入力項目>
1.変更が発生した日付を入力します。
※変更履歴を管理する場合、前回登録した予算作成日付よりも後の日付を入力します。
2.変更が発生した箇所を修正します。
〔システム設定〕〔システム運用設定〕の基本情報タブの予算履歴管理機能が「する」、且つ、
および入力時前回履歴比較が「する」の場合、前回登録時の実行予算情報を確認しながらの変更
入力処理が可能です。
変更入力すると、前回入力分と今回入力分の差額が確認できます。
[ツールバー]
<入力項目>
3.ツールバーの保存ボタンをクリックします。
確認メッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。
保存完了です。
2016年6月1日の変更予算が履歴番号「02」として登録されます。
実行予算情報が表示される原価管理帳票では最新履歴の実行予算が出力されます。
〔実行予算書(表紙)〕では当初予算と最終予算の比較形式で出力されます。
[ツールバー]
<入力項目>
4.実行予算情報を削除する場合、対象となる実行予算情報を表示した状態で、ツールバーの削除ボタンをクリックします。
確認メッセージが表示されますので、「はい」をクリックします。
実行予算の変更履歴が複数存在する場合、どの履歴を削除するかを選択します。
削除完了です。
<補足>
・〔システム設定〕〔承認情報設定〕の基本情報タブの承認種別「実行予算」で承認機能「使用する」の場合、承認済みの実行予算情報は削除できません。
システムメニューの承認一覧にて承認状態を「未承認」に変更した上で、削除処理を行う必要があります。
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