自由集計帳票作成システムでは、指定されたグループで集計を行い、小計、合計として出力することができます。
テンプレートファイルに、合計行を定義します。
下図の例では、部門ごとに改頁し、完成区分別、官民区分別に小計行を出力するケースです。
5行目が明細行、6行目が小計行①、7行目が小計行②、8行目が改頁単位合計行です。
合計行の金額欄はシステムから集計された金額が出力されるので、関数の入力は不要です。
自由帳票登録では、合計行の定義と、出力項目の定義を行います。
上図の例の場合、以下のように登録します。
<単票・ヘッダ項目タブ>
単票・ヘッダ項目タブで、改頁G(グループ)を指定します。指定された項目単位で改頁処理されます。
<一覧・明細行定義タブ>
一覧・明細行定義タブでは、明細行、小計行、改頁グループ単位合計行、総合計行の定義を行います。
エクセルテンプレートのそれぞれの行の定義を行ってください。
<一覧・明細項目タブ>
小計行で集計を行う場合、一覧・明細項目タブ「集計G」列に、一覧・明細行定義タブの小計行定義の該当グル
ープを指定します。
この例では、部門は改頁単位合計行ですので、完成区分別集計は集計G→02、官民区分1別集計は集計G→01と
なります。
官民区分の値が変わるタイミングで官民区分別の小計行が出力され、完成区分の値が変わるタイミングで完成
区分別の小計行が出力されます。
※グループ指定する項目は必ずソート指定されている必要があります。
上図の例で出力した場合のイメージです。
官民区分、完成区分ごとに小計行が出力され、最後に改頁単位の合計行が出力されます。
上記の集計グループの指定を駆使することで、より複雑な集計帳票を出力することができます。
詳しくは【集計単位にない単位で集計値を明細行を出力するには】を参照ください。
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