共通原価按分
【多段階配賦を行うには（共通原価区分が「共通原価」の場合）】
共通原価按分で画面条件の共通原価区分が共通原価（支店共通原価を配下部下の共通原価に部門内比率で配賦）する場合の仕訳例を記載します。
今回は、一次配賦で支店共通原価を部下共通原価に配賦、二次配賦で部下共通原価を一般工事に配賦する例を記載します。
＜注意事項＞
・共通原価按分の按分方法を登録する必要がある。
・再実行する場合は、関連する共通原価工事を全て削除してから再実行する必要がある。
＜前提条件＞
①本社共通原価を各部門共通原価に配賦
＜実行条件＞
1.計上方法：年次
2.対象期間：2019年4月～2020年3月
3.按分方法：一次配賦の条件を指定
4.配賦元対象明細：大阪本社共通原価
5.配賦基準：原価比率
6.共通原価区分：共通原価（支店共通原価を配下部門の共通原価に部門内比率で配賦）
各按分金額の算出式
②各部門共通原価に一般工事に配賦
＜実行条件＞
1.計上方法：年次
2.対象期間：2019年4月～2020年3月
3.按分方法：二次配賦の条件を指定
4.配賦元対象明細：大阪土木共通原価、大阪建築共通原価
5.配賦基準：原価比率
6.共通原価区分：一般工事
